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北海道・大雪山の麓の深い森の奥、
太古の輪郭をそのままに残す層雲峡。
柱状節理の美しくも荒々しい断崖、
凍てつく吹雪、佇む木々のざわめき──
ここには自然の持つ圧倒的な力強さが息づいています。
そんな場所で古くから疲れた身体を湯治を通じて癒し、
再び歩き出すための力を与えてきた層雲峡温泉。
心身を整え、また自然のなかへと出かけていく、
そんな温かな営みを支え続けてきました。
「Artist in “Ice” Residence」は、
層雲峡温泉に根ざすホテル雲井を起点に、
アーティストの身体と創作を通して、
「自然」と「人間社会」の接点を捉え直すための試みです。
“外に広がる大自然”と“内に織りなす静養”を往復しながら、
この土地の記憶や歴史に想いを馳せ、
自らの感性を研ぎ澄ませ、新たな美の言語を紡いでいく。
この場が、自然と人間の共存を改めて問い直す、
「芸術の最前線」となることを願っています。


彩り豊かな秋を越えれば、
白と黒に覆い尽くされる、美しき厳冬の層雲峡。
そして、対局に位置する人の手で紡がれてきた湯治宿の温かさ。
この“外に広がる大自然”と
“内に織りなす静養”を往復しながら、
層雲峡という土地の記憶や歴史に想いを馳せ、
自らの感性によって創作へと昇華させる。
そんな方々にお越しいただけることになりました。
層雲峡温泉街としても初の試みである本企画が、
この地に新たな価値を芽吹かせ、
この地にいる方々にも、
またこれからこの場所を知る方々にとっても、
新しい広がりを生む礎となることを祈っております。
本年創作いただきました作品の一部は、
今もホテル雲井で掲示しております。
ぜひ足を運んでいただき、彼らの滞在の追体験を
楽しんでいただければと考えています。


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